おおさき抄

加美 ; 中新田 ; 風土の会

大崎タイムス

2014/08/14

1

加美町図書館友の会「風土の会」（二瓶瑠璃子会長）は2日,中新田図書館でドキュメンタリー映画「祝の島」自主上映会を開いた。「指定廃棄物最終処分場候補地」問題を受けて,今年度は活動している。「祝の島」は2010年制作。山口県上関町の人口500人の離島,祝島で28年間続く原発反対運動と,島の暮らしを淡々と描いている。第二弾は元高校教諭の五味千成さん＝大崎市＝のお話（9月10日午後1時30分,中新田図書館）。五味さんは震災直後の11年10月,放射性物質の飛散状況などについて解説したが,今回は「現在の課題について」話す。第3弾は映画会＆シンポジウム（10月2日午後2時10分,中新田高）。テーマは「ここで生きる,ここから逃げない（放射能と暮らしを考える）」。「3・11」以後,福島県三春町と関わっている農業ジャーナリスト,西沢江美子さんを招く。「ここで生きることの素晴らしさや自然の大切さを一緒に考え伝えていきたい」というのが,風土の会の願い。

 

投稿・投書，寄稿記事

 

無し

1001450