資料分類
図書館古典籍類所蔵資料目録
タイトル
奧州仙臺城圖
タイトル(ヨミ)
オウシュウ センダイジョウズ
別タイトル
 
統一タイトル
奥州仙台城図
責任表示
 
著者名
 
出版事項
写本(彩色)
法量
79.2×108.2cm
数量
1舖
注記
正保寛文年間成立
別タイトル注記
 
内容注記
 
印記注記
 
出版年注記
 
解説
描かれている内容が正確であるとすれば,この絵図は大地震のあった正保3年(1646)以降,その地震によって破損した本丸の塀に代わって柵が設けられた時期―遅くとも慶安2年(1649)から寛文4年(1664)までの間の仙台城を描いた絵図と言える。寛文4年の仙台城下絵図(No.73)に描かれている城の姿と一致するのは,本丸詰門の東西の脇櫓や艮櫓,巽櫓がないこと,上述のように本丸の塀が柵に,また,切通門が潜門から屋根のある門に変わっていること,本丸と二の丸の間の溜池のそばに兵具蔵(この絵図では「屋敷」となっている)が建っていることなどである。一方,寛文4年の絵図では,屋根があった門から潜門に変わっている本丸の埋門が,この絵図ではまだ屋根がある。また前者では二の丸に取り込まれている西屋敷が,この絵図では依然として独立している。したがって最初に述べたようにこの絵図が事実を正確に描いているとすれば,正保2年『奥州仙台城絵図』(斎藤報恩会蔵)と,寛文4年『仙台城下絵図』にそれぞれ描かれた仙台城の中間の姿を伝える絵図と言える。なお,この絵図自体の作製時期や,元になった絵図については不明である。
分類
国総目分類
城郭
コレクション
一般古書
冊子体目録
E:『宮城県図書館所蔵絵図・地図解説目録』839
請求記号
KM521.5/オ1
台帳番号
 
代替資料の有無
無し
文献ID
61443
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